Jörg Brüggemann: Tres Viajes
ドイツ人写真家、ヨルク・ブリュッゲマン(Jörg Brüggemann)の作品集。本書では、ブリュッゲマンが、三つのシリーズを通してチリを探り、人と人とのあいだに生まれる複雑な関係を見つめます。
最初のシリーズ「Mi Madre Tiene Novio」(2018)では、10年前に亡くなった母と、夢の中で現れた手がかりを探す旅が描かれます。チリを出発点に南米大陸を横断し、母の死を知らされた場所へと戻るまでの道のりのなかで撮影された写真は、夢の断片をつなぎ合わせるように構成され、母との関係や喪失との向き合い方を示しています。
翌年に制作された「El Derecho De Vivir En Paz」(2019)では、ブリュッゲマンは再びチリを訪れますが、そこでは社会的混乱が広がっていました。チリの人々は政府と、自分たちが受けてきた不正義に対して激しく立ち上がります。前例のない規模で起こった歴史的な蜂起を目撃しながら、彼は街路に渦巻く暴力の中へと観る者を引き込みます。
本書の最後のシリーズ「Aguas Que No Has De Beber」(2022)は、遠く離れて暮らす一人の女性と一人の男性に焦点を当てています。女性はチリの海岸に、男性は山中にいます。より静かなこのシリーズでは、チリの自然の力と、二人のあいだに生まれる見えない絆が詩的に描かれています。
三つのシリーズには、ブリュッゲマン自身によるテキストが添えられ、フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語に翻訳されて収録されています。このテキストが、本書の締めくくりとなっています。
ページ: 144
サイズ: 228 x 320 mm
フォーマット: ハードカバー
刊行年: 2026
言語: 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語
デザイン: Lamm & Kirch
出版: Atelier EXB
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