Lukas Glinkowski: Maybe I am Barking up the Wrong Tree – But We’ll See!

ポーランド人アーティスト、ルーカス・グリンコウスキー（Lukas Glinkowski）初の包括的な作品集。本書では、グリンコウスキーの視覚的世界への洞察が開かれています。グリンコウスキーの絵画は、日常生活での印象や出会いを再構成し、視覚的なマッシュアップを生み出しています。美術史やコミック、人物などの引用が、染みのある壁紙やタイル、鏡などの珍しい背景に見られます。グリンコウスキーは、習慣的な見方や考え方を遊びにする余地を作っています。鑑賞者は自分で文脈を構成することができます。しかし、それは見ることだけに留まらず、鑑賞者は制作の過程に含まれ、一見見慣れた自分の世界を再発見します。グリンコウスキーの絵画は、説明しようとするのではなく、多くの疑問を投げかけます。

ルーカス・グリンコウスキー (Lukas Glinkowski、1984年生)は、デュッセルドルフ美術アカデミーを卒業後、ドイツの画家カタリーナ・グロッセ（Katharina Grosse）に師事。最近では、ボン、ケムニッツ、ヴィースバーデンの美術館、ハンブルグのダイヒトーアハレン、そしてベルリンのベルグハインで展覧会を行いました。

ページ: 232
サイズ: 225 × 285 mm
フォーマット: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
刊行年: 2021
出版: Hatje Cantz