OMA, Rem Koolhaas: Generic City (Reprinted Edition)
プリツカー賞受賞のオランダ人建築家、レム・コールハース(Rem Koolhaas)および氏が率いる建築設計事務所「Office for Metropolitan Architecture(OMA)」の作品集。限定500部。
本書は、1995年に刊行された同タイトル書籍の30周年を記念し、2025年に復刻されました。ミラノを拠点として活動するクリエイティブ・プラットフォーム「Capsule」が展開するショーケース「Capsule Plaza Tokyo」の開催と同時に本復刻版を発表。オリジナル版は入手困難な一冊となっていましたが、この再版を通じて、都市論とグラフィックデザインのあいだに展開された先駆的な対話をあらためて振り返るものとなっています。
オリジナル版は、1995年10月20日から1996年1月20日にかけて、建築・都市・デザインに関わる調査や展示、企画、出版に携わってきた東京を拠点とする組織およびスペース「TN プローブ(TN Probe)」で開催された展覧会「OMA in Tokyo: Rem Koolhaas and the Place of Public Architecture(和名:レム・コールハースのパブリック・アーキテクチュア展)」に伴い刊行されました。
写真家である荒木経惟による東京のフォトストーリー、建築家の磯崎新によるテキスト、レム・コールハースへのインタビューも収録されています。
「ジェネリック・シティ(Generic City)とは、中心という束縛から、アイデンティティという拘束衣から解き放たれた都市である。ジェネリック・シティは、都市の依存による破壊的な連鎖を断ち切る。ただ現在の欲求と能力を映し出しているものにすぎない。歴史を持たない都市。すべての人を受け入れる都市。簡潔で、維持を必要としない。狭くなれば拡張し、古くなれば自壊し再生する。どこであっても、同じように刺激的で——あるいは退屈でもある。『表面的』な都市。ハリウッドのスタジオ・ロット(映画撮影のセット)のように、毎週月曜の朝に新しいアイデンティティを生み出すことができるのだ。」
—レム・コールハース
ページ: 72
サイズ: 180 x 256 mm
フォーマット: ソフトカバー
刊行年: 2025
言語: 日本語
出版: Capsule
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